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ロンドンで職探し!おすすめの探し方と注意点


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ロンドンに来て早4ヶ月。

今年は猛暑に見舞われたロンドンもめっきり寒くなり、20時21時まで明るかったのに今では16時過ぎには日入り...。

天気だけでなく自分の置かれる環境も変わりましたが、まだ4ヶ月かぁというのが率直な感想です。

 

考えてみると、渡英1週間で新居を見つけて引っ越し、その後1週間で仕事を探して働き出し...と、ロンドン観光もおなざりに結構忙しくしてきました。

そのせいもあってこの4ヶ月早く感じたのかもしれません。

ちなみに日本にいる時には新卒で働いた会社を文句言いながら4年以上(大学と同じ年数!)働いたわたしですが、ロンドンに来てからは転職を一度経験もしました。

探した方法も仕事内容も違うので、より多くの人の参考になればと思います。

 

 

職探しの前に

 

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わたしは貯金もそこそこに来たので、すぐに仕事を見つけようと思っていました。

語学学校には行く予定もなく、また行かなかったので、アルバイトでなくフルタイムで仕事を探しました。

また定住所がないと仕事を探すことができないので、順番としては、引っ越し(住所を持つ)⇨職探しです。

 

給与振込み用の銀行口座については特に心配しなくて大丈夫です。

小切手で払われるところもある(最初の職場がそうでした)し、振込みの場合はMonzoやRevoltなどモバイルバンキングを利用すると便利です。

HSBCやロイド銀行など支店のある銀行では口座開設が難しい場合がありますので...

 

まずは住所と連絡先があること、この2つが重要です。

 

 

 

職探しの方法① MixBで探す

前述したようにわたしはすぐにお金が必要だったので(ロンドンの物価は日本に比べると全体的に高いです)仕事内容というよりはスピード重視でした。

そこで利用したのがロンドン在住日本人のコミュニティサイト、MixBです。

uk.mixb.net

 

MixBの良い点としては日本語で求人情報が書かれているため初心者にも職探しがしやすいこと、日本人のコミュニティサイトに掲載している時点で日本人を対象に募集していることが挙げられます。

 

職種は日系レストランのキッチンスタッフや美容院のアシスタントの求人が多めです。どちらも日本人であることが大きなポイントになる職種ですね。

 

わたしはここで販売員の求人に応募し、見事1つ目の職をゲットしました。
日系のお店ではなかったのですが、歴代働いてきた日本人の真面目さが評価されていたようです(笑)

とりあえず野垂れ死しないこともそうですが、まずは英語環境に慣れるため人と多く接する場所がいいなと思い決めました。
仕事を始めた時期は観光シーズン、おかげで世界各国のお客様とお話しすることができました。

またこの時にとりあえず笑顔!というのを覚えました(笑)
大体の人は笑顔には笑顔で返してくれます:)

 

もともとこちらは2ヶ月間の仕事でした。

お店が繁忙になるため(加えてスタッフもホリデーを取得するため)期間限定でスタッフを増員したようです。

わたしも立ち仕事は長くできないだろうと思っていたのと、日本ではオフィス勤務だったのでイギリスでもオフィス勤務したいと希望していたので、この期間が決まっている仕事は願ってもないものでした。

 

職探しの方法② Indeedで探す

オフィス勤務を狙うわたしが次に挑戦したのはIndeedでの職探し。

日本ではリクナビマイナビがメインですが、こちらではIndeedで探すのがメイン。
外資系を狙っている人はIndeedをチェックしたことがあるかもしれませんね。

 

Indeedは日本人のみを対象としているわけではないので職の選択肢が広がります。

そして当然英語で記載されているので語学のハードルが上がります。

日系で日本人スタッフが多いところで働くにしても、ロンドンなのでもちろん英語は絶対必須!実力試しのような感じで挑戦してみてもいいかもしれません。

 

Indeedでは求人情報だけが載っていて、企業のHPから直接応募するという場合も多いです。
現職はIndeedで見つけたものの、企業のHPからの直接応募でした。

 

ここでもやはり現地の人と同じような条件で職探しをするというよりは、日本人であることがアドバンテージになる条件の仕事を探したほうがいいのかもしれません。

特にわたしはプログラミングなど専門知識もないので、日本人である=日本語が使えることが有利になる仕事を探しました。

具体的に言うと日系の会社や日本と取引の多い会社を探すということです。

わたしはWhatにJapanese、WhereにLondonと入れて検索をかけました。

www.indeed.co.uk

 

職探しの方法(その他の方法、わたしが上手くいかなかったケース)

職探しの方法には他もあります。

 

わたしが職探しするぞ!という時に見た複数のサイトだと、自分の足で歩いて職探し&CVを配りまくるというメンタルが強めの方々もいました。

わたしがあまり対外的な性格でなくビビリなので実践はしませんでしたが、このお店素敵!とインスピレーションでいってみるのもいいのかもしれません。

 

それからオフィスワークを希望している場合はエージェントを使っての職探しもメジャーのようです。
よく見かけた名前はJAC Recruitment、Centre Peopleなど。

ただしわたしは上記と同じ理由で、エージェントを使うことに面倒臭さというか、やり取りする人が増える...というイメージで利用しませんでした。

 

実はMixBとIndeed以外にも試した方法があります。

勤務形態が全く異なるのですが、フリーランスとして仕事を受注しようと、就活と並行して何度かトライしていました。

結果はうまくいきませんでした。

わたしが失敗した理由としては、フリーランスとしての実績やこれが得意!と言えるものがなく、なんでもやりますという姿勢で始めるしかなく、初心者向けの仕事は単価が著しく安かったことだと思います。

一からフリーランスを目指す人は受注実績を重ねていくことが重要視すること、また隙間時間に出来る案件だとお小遣い稼ぎや趣味の延長でやってる方もいると思うので、低い単価でも誰かがやってくれるというのが実情じゃないかなと思います。

前職でアウトソースする仕事をさせてもらったこともあり大体の市場単価は把握しているのですが、フリーランスサイトの単価の低さには本当に驚きました。

また多くの人が利用しているサイトでは受注の競争率が高いため、自分自身を営業するという才能も加えて必要になりますよね。

フリーランスという形態には強い憧れもあるので、フリーランスという形でお仕事されている方には本当に敬意を払っていますし、少しでも法が整備されてより良い環境になればなと思います。

 

 

職探しの際の注意点

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職探しの際に注意してほしいこと、それはビザの種類と残り期間です。

エージェントのサイトには特に詳しく書かれているのですが、Tier5(いわゆるYMS)では応募自体を受け付けていないところもあります。

また受け付けていても、オフィスワークであれば残り期間を1年以上としているところが多い印象です。

会社側も、教えてもすぐ辞められたら...という事情がありますよね。

これもわたしが最初に短期間の仕事で英語環境に慣れて、残存期間があるうちにオフィスワークに挑戦しようと思った理由です。

英語で掲載されている求人だと、"Candidates must be eligible to work in the UK"(イギリスで労働が出来ること)という風に書いてあることが多いのですが、これは「労働ビザは会社から発行しませんよ、労働できるビザがある人だけ応募してね」ということです。

Tier5は期間が2年と定められているので、応募の際にはビザの有効期間もあわせて書くとお互いに誤解がなくていいと思います。

 

もう一つ注意したいのは職場までのアクセスです。

交通費支給がほとんど当たり前の日本と違って、イギリスでは交通費が支給されないケースが多いです。
しかも職場までの移動となるとピーク時が多いので、交通費もピーク時の運賃が適用されます。

せっかくのお給料が交通費に消える部分は少ないほうがいいと思うので、近場で職を見つけることができればその方がいいと思います。

 

ロンドンの交通システムはゾーン制やらピークの運賃やらわかりづらいことも多いので、よければこちらもあわせてご覧ください。

london-shiki.hatenablog.com

 

 

最後に

ロンドンは人も多いですがその分職もたくさんあります。

上記に紹介したMixBとIndeedは毎日多く情報が更新されているので、根気強くチェックしてみてください。

 

また職場は友達を作るいいきっかけにもなります。
わたしは語学学校に行かなかったのですが、最初の職場の同僚とは今でも時々遊んでいます。

 

 

次回は職探しの次のステップ、CVとカバーレターの書き方について紹介したいと思います!