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倫敦式(ロンドンしき)

ロンドンでの生活・お役立ち情報・カルチャーetc

ロンドンの交通機関についてわたしが知っていること全部教える


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こんにちは。

ロンドンでは夕方ですが、こちらは夜9時くらいまで明るいので、COSTA COFFEEでのんびりブログを書いています。

 

前回の記事で取り上げた、ロンドンの地下鉄は本当に電波が通じないよという話...
(そしてSpotifyの有料会員になった話)

 

london-shiki.hatenablog.com

 

引き続きロンドンの交通機関のお話です。

 

ロンドンの交通機関というと、地下を走るTube(正確にいうとLondon Underground=地下鉄、Subwayではありません)や地上を走るLondon Overground、それからバスがメインです。
そしてそのうちほとんどがTfL(ロンドン交通局)の管轄です。

今日は主にロンドン交通局管轄の交通機関の話をしていこうと思います。

 

ゾーン制と運賃

このロンドン交通局、外国人にはなんとも理解しがたいゾーン制を作ったことで有名です。
運賃のシステムなのですが、ロンドンの中心部をゾーン1と定めて、そこから円状に広がるようにゾーン2 3 4 ...9まで定めて、どのゾーンからどこのゾーンに行くかで運賃を計算するというもの。

 

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この薄いグレーで記されているのがゾーン。(出典:TfL)


さらに運賃が通勤で忙しい時間帯(ピークと言います)とそうでない時間(オフピーク)で異なるなど、なんともややこしいシステム...

全く理解できないし、来たばっかりはどの駅がどのゾーンなのかもわからないので、大体みんなオイスターカードという日本でいうsuica劣化版(日本の交通ICのようにお店で使えるわけではないので)のようなカードを使って機械に自動計算してもらっています。


ちなみにApple Payやコンタクトレスカードも使えます。
こちらも自動的に最適な運賃を計算してくれるので、わたしはMasterコンタクトレスでスイスイ電車に乗っていますが、運賃は日本より高いなぁという印象です。
電車もバスも最低料金は1.5ポンド=225円です。
あーあ、井の頭線の124円が恋しい。

 

 

ロンドンは職場から交通費が貰えないケースがほとんどなので、職場から近いところに引っ越す傾向があります。
もちろん中心のゾーンに行くほど家賃が高くなり、中心から離れていくと家賃が安くなるので、交通費を安くして中心のゾーンに高い家賃で住むか、交通費は高くなるけど離れたゾーンに住んで家賃を抑えるか、という選択になります。

 

最初はこういう知識で家探しをしていたので、絶対ゾーン2まで!と意気込んで探したのですが、次は路線で探すのもアリだなと思っています。
Tubeと一言で言っても色んな路線があって、今はCentralという赤いライン上に住んでいるのですが、なんだかいまいち特徴に欠ける線だなぁと思っています。
これはロンドンの色んなところに行ったり実際電車に乗ったりしないとわからないことなのですが、車両が綺麗だとか運行のスムーズさだとか、駅のラインナップとかで好みが分かれてくるところです。
日本でも好きな路線ってありませんか?(わたしは滅多に遅延しないローカル線が好きで住んでしました)
Tubeと言いつつ、わたしはDLR(Docklands Light Railway)という日本でいうゆりかもめみたいな路線が好きで、次は住んでみたいなと憧れています。

 

バスはやめておいたほうがいいかも

家探しの時には駅は遠いけどバス停が近いよという物件もあったのですが、結果選ばなくて正解でした。
バスにはロンドンに来て両手で数えて足りるほどしか乗っていないのですが、本当に大変です。
ロンドンの交通渋滞は本当にひどいので、ピーク時間になると通常の3〜5倍くらいの時間がかかります。
夏のバスは本当に暑い!
ロンドンの交通機関は本当に冷房がかからないので、長時間暑い中に閉じ込められて熱中症になりかけます。

そして一度あったのが、目的地に着かずに突然の「ハイ、次のバス停で全員に降りてください」というお知らせ。
通常オフピークの時は問題ないので、家の近所にあったらラッキーぐらいの感覚がいいと思います。

 

電車に乗るときの留意点 

散々バスを酷評しましたが、電車も侮れないんですよね。
さっきの冷房が効かないというのは電車にも言えることで、電車が駅と駅の間で長く止まると(結構あります)本当に暑くて大変です。
ロンドンでは常に水を持ち歩きましょう。

実際に駅のポスターにもあります。
それから、かの有名な"Mind the gap."(ホームと車両の差に気をつけて)というポスターも(笑)

 

バスに漏れず電車も行き先が突然変更になるというのは日常茶飯事で起こります。(なぜ?)
それでも電車はわけがわからないところで降ろされる心配はないし、電車が来る間隔も日本と変わらないくらいなので本当に困ったことはまだありません。

 

ロンドンの電車の魅力

それから電車というかロンドンの駅の良いところを挙げておくと、新聞がタダで読めること!

朝方だとThe Metro、夕方にはEvening Standardが駅に置いてあります。
そして電車の中で読んだら暇つぶしにもなるし、時事を知って会話のネタにもできるし、何より英語の勉強にもなる!
ほとんどの駅に新聞用のゴミ箱が置いてあるので、最後はそこにぽいと捨てるだけです。

 

他にロンドンの駅構内はポスターが結構貼ってあるんですが、さすがロンドン、演劇やライブ、イベントの広告が多くて楽しくなります。
駅構内で演奏してる人もいますが、スカボロー・フェアを上手に弾き語りするおじさんから、絶対うまくないじゃんっていう民族楽器を演奏する人まで様々です(笑)

 

www.youtube.com

学生以来に聴いたスカボロー・フェア(笑)

 

そして駅に限った話でもないのですが、ロンドンのエスカレーターは大阪式でした!
皆さん右に立って、左は急いでる人に譲りましょう。

 

 

ロンドン生活2週間強で知ってるのはこれくらいですが、また役立つ情報や面白い発見があったらシェアしたいと思います。

それでは。

 

tangerine