イギリス行きを考えている人必見!YMSビザ申請の流れ
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ご無沙汰していました。
YMSビザ関係の記事を書くと言いつつ時間が経過してしまいましたが、先日無事にビザがおりたので、申請の流れを書いていこうと思います。
なんてたってYMSビザの申請は複雑!
イギリス行きを考えている方、余裕を持って取り組みましょう。
はじめに
YMSビザの申請期日や方法は年度によって変わります。
必ず最新情報は確認してください!
ちなみにわたしが申請にあたってものすごくお世話になったサイトがこちらです。
2018年度Youth Mobility Scheme申請方法・申請書類 - イギリスYMS(イギリスワーキングホリデー) | ワーホリネット
※赤字率が異様に高くて少し読みづらいですが、情報量と丁寧さともに一番充実しています。
この記事はYMSビザが何かをわかっていて、実際に申請される方向けに、わたしなりの注意点を書きまとめたものです。
YMSビザって何?ワーキングホリデーとの違いは?といった疑問やビザの種類や国で迷っている方は別の記事を書く予定ですので、もうしばらくお待ちください。
STEP1: ビザ応募資格の抽選
YMSはとても人気のビザです!日本だけでなく世界各国から応募されてきます。
そのため日本からも応募できる人数に制限が設けられています。
ちなみに2018年度は1月応募で800名、7月応募で200名の計1,000名でした。
わたしは1月の応募期間(1/15~1/17)に応募し、見事当選しました!
当選者は先着順でなくランダムにピックアップされます。
~応募方法~
応募期間内に指定のアドレスまで応募メールを送信します。
※応募期間やメールアドレスの宛先は毎年変わるので、ご自分で確認してください。
メールに記載するのは以下の情報のみです。
件名 ①名前 ②生年月日 ③パスポート番号
本文 ①名前 ②生年月日 ③パスポート番号 ④申請国 ⑤電話番号
◇例:わたしが送ったメール
*姓=Im 名=Tangerine
【件名】IM Tangerine - DD/MM/YYYY - XXXXXXXXX.
【本文】
Name: IM Tangerine ←姓・名の順番にしました。また指定はないですが、わかりやすく姓をすべて大文字にしました。
Date of birth: DD/MM/YYYY ←英国式に日・月・年の順番にしました。すべて数字で書きます。
Passport Number: XXXXXXXXX
Country to submit the application: Japan
Home and mobile phone number: +81-XX-XXXX-XXXX ←念の為国番号(+81)を付けました。また固定電話はないので、携帯電話番号のみ記載しました。
当選者には応募が締め切られて1週間後に、YMS申請手続きの案内メールが届きます!
STEP2: オンライン申請
当選メールが届いたらオンライン申請を3/30までにおこなう必要があります。
申請までに必要な書類や求めれる情報があるので、申請をおこなう前にどういうものが必要になるかチェックしておきましょう。
そして3末まである!と余裕に思わず、出来るだけ早目に手続きをおこなうことをおすすめします。
~オンライン申請までに確認・用意すること~
①入国予定日と滞在先住所を決める
オンライン申請時に渡航日と滞在先住所を入力する必要があるので、事前に決めておくことが必要です。
入国予定日といっても必ずその日に入国しないといけないということではありませんが、その日を起算として1ヶ月間入国期間が定められます。
例えば6/20を入国予定日に設定すると、6/20~7/20の間に入国する必要があります。
滞在先住所は入国後に発行されるBRPカード(イギリスで身分証明となるもの)を受け取るために入力します。
BRPは滞在先住所の最寄りの郵便局に郵送され、そこで受け取りをします。
語学学校へ通う方は学校の住所を書いている人もいるようですが、わたしは学校へ通う予定がないのでBooking.comでアクセスが良さそうな場所にホテルを予約して入力しました。
キャンセル無料または日付変更可能なホテルを一旦とっておくといいですよ。
②両親の生年月日や出生地、知っていますか?
なんでそんなことまで...と思うかもしれませんが、オンライン申請では両親の生年月日や出生地も聞かれます。
わからない人は自分の出生地も含め、事前に両親に確認をしておくとスムーズです。
出生地といっても詳細に書く必要はなく、都道府県までで問題ありません。
③古いパスポートと渡航歴
一番困ったのがこれです。
過去10年以内のパスポートが揃っていれば頭を悩ませる必要はなかったのですが、破棄したのか紛失したのか手元にはなく、過去10年の渡航歴を調べるのにメールを探したり友達に聞いたり本当に大変でした。
(ちなみにどうしてもいつだったか分からなかった韓国旅行の日程は、5年以上も前にやめていたデコログというブログの投稿で発見しましたwブログ侮れない...)
古いパスポートがあればビザセンターで一緒に提出しますが、わたしのように手元にない人は申請時に"LOST"としてください。
④※必要な人は※銀行口座の開設
オンライン申請では必要ありませんが、ビザセンターへの書類提出時に資金証明を添える必要があります。
申請書類はすべて英語である必要があるため、資金証明も当然英文が必要です。
大体どこの銀行でも英文の残高証明を発行してくれるのですが、残高証明書に必要な情報が揃っているのは新生銀行とソニー銀行の2つのみだそうです。
ちなみにわたしはみずほ銀行の口座を持っていて、現にみずほ銀行の証明でも申請通ったよという方もネットでお見かけしたのですが、審査する人によって甘さはまちまちかなと思ったので、念には念を入れ新しく口座を開設しました。
こちらも早目にやっておくに越したことはありません。
~ オンライン申請(ビザ申請料とNHS加入料の支払い)~
さて、ここからどんどんお金を搾り取られていきますよ~
カードの準備はいいですか?
オンライン申請でかかる費用はこちらです。
ビザ申請料 £244(2018年4月より値上がりしたようです!)
NHS加入料 £300
合計 £544(£=156円換算で、84,864円)→変動するのでバッファをもたせて10万とみておきましょう。
オンライン申請は思ったより頭を悩ませるので、こちらのページを見ながら一つ一つ丁寧に記入していきましょう。
オンライン申請でビザ申請とNHS加入の費用を支払ったら、ビザセンターの予約をとり、ビザセンター予約票と申請書類をコピーし、必要箇所にサインしてください。
申請書類に文字数制限で書ききれなかった箇所や修正したい箇所があれば、適宜加筆修正をし、サインと申請日付を書き添えてマルで囲みます。
サインはパスポートと同様に、日付はビザセンターで提出する日を英国式でDD/MM/YYYと記載します。
STEP3: ビザセンターでの面談
~ビザセンターで提出する書類~
①当選メールのコピー
②パスポート(顔写真ページはA4でカラーコピーをとっておくこと)
③YMS申請書類
④資金証明やその他に提出すべき書類とコピー
⑤④につけるバーコードセパレーター
⑥ビザセンター予約票のコピー
⑦提出書類のチェックリスト
※1. ④資金証明について
銀行の残高証明で補うケースがほとんどです。
£1,890(日本円にして約30万円)の残高があることを証明する必要がありますが、こちらも余裕をもたせて40万くらい入れておくと安心かなと思います。
そして残高証明発行の日付はオンライン申請後から1ヶ月以内である必要があります。
逆にオンライン申請前の日付のものは受け付けられないため、オンライン申請に必要な10万と40万は別に用意する必要がありますね。
わたしは新生銀行で残高証明を発行してもらいましたが、大体どこも発行依頼から1週間~2週間で自宅住所に郵送してくれるようです。
新生銀行は電話1本で発行してくれ、発行費用は1,080円(口座より引かれます)でした。
※2. ビザセンターはコピー機が白黒対応しかしていないため、事前にコピーをとっておきましょう。またコピーはすべてA4紙でとってください。
書類さえしっかり揃っていればここで心配することはもうありません!
ビザセンターは結構殺伐とした雰囲気ですが、恐くないです、大丈夫。
またBRP作成のために顔写真と指紋をとられますが、恐くないです、大丈夫。(2回目)
顔が見えないと何度も撮り直しされるので、ちゃんと顔が見えるような髪型で臨んでくださいね。
日本で申請した書類はフィリピンに送られ審査がおこなわれるので、郵送時間も含むと大体17営業日が目安だそうです。
わたしの場合は12営業日でした。
(3/28にビザセンターで書類提出→4/10に「申請書類受け取ったのでこれから審査します」というメールを受領→4/13に「審査完了、パスポートを受け取りに来て下さい」というメールを受領→4/16にビザセンターでパスポートを受け取り、ビザ発行の確認)
ここまで読み終えた方、お疲れ様でした。
わたしも疲れました(笑)
結構骨を折るプロセスですが、ビザがおりて、パスポートに添付されためちゃくちゃ顔色悪い入国許可の写真を見たときは、なんともいえない達成感があります。
ビザがおりたらまた、航空券だ、ホテルだと忙しいです!(最中)
また時間があるときに続きを書いていきたいと思います。
tangerine